桐谷美玲主演の新木10ドラマ「人は見た目が100パーセント」、ネットからの評価は上々か
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4月13日(木)から始まった新ドラマ『人は見た目が100パーセント』。原作は大久保ヒロミの漫画で、マンネリの日々を打開するために「美」を追求するアラサー女性3人が描かれている。
今回主人公の城之内純を演じているのは桐谷美玲(27)。脇を飾るのは前田満子役の水川あさみ(33)と、お笑い芸人ながらその芸風が若者の間でブームになっている佐藤聖良役のブルゾンちえみ(26)だ。
桐谷、水川の怪演とブルゾンの連ドラ大抜擢で前評判も上々だった本作。どうやら出だしも好調だったようだ。
◆ブルゾンちえみの演技が好評
旬のお笑い芸人が無理矢理ドラマに出演するとどうしてもドラマの世界観が崩れてしまうもの。しかし、もともとこのドラマの役はブルゾンのキャラから大きく外れた役柄ではなく、違和感なく観られた視聴者が多かったよう。放送前は不安もあったブルゾンの演技も蓋を開けてみると安定しており、女優としても充分に通用するレベルだった。
ガールズちゃんねるにはドラマの視聴者がブルゾンの演技を絶賛するコメントが多く残されていた。
「ブルゾン、声の通りがかなり良くて、綺麗な声!聞き取りやすい」
「共感できること多くて面白かった!ブルゾンちえみの演技良かった」
「ブルゾンの演技。思ってたより良かった!」
もともとブルゾンには地元である岡山の劇団で活動していた過去があるそう。初めてのドラマ出演にも関わらず桐谷と水川の隣で臆することなく演技できたのも、ベースに劇団で培われた演技力があったからなのだ。
また、水川あさみも安定した演技の上手さを見せ、第1話から名トリオの誕生を予感させた。
◆桐谷が冴えない女性? 脚本への不満も
一方で、主演の桐谷美玲は2014年度版「世界で一番美しい顔」の8位も獲得したことのある美女。桐谷が演じている城之内純は研究熱心な冴えない理系女子。この「見た目が冴えない」という設定に違和感を抱く視聴者もいた。
「こういうの結局美人が演じるからあまり共感出来ない…」
「これさー、原作はみんな微妙なキャラだから笑えるんだよねー。美玲とあさみちゃんは元がいいから何してもかわいいから、笑えない」
確かに画面に映る桐谷はとてもあか抜けない女性に見えるとはとても言えない。しかし、月9を始め数多くのドラマに出演していたものの、「ひたすらかわいい」という役から抜け出すことができなかったことを考えると、今回のドラマの体当たり演技は女優として一皮むけるきっかけになれるかも知れない。
また、原作コミックが人気作だっただけに、脚本に対する不満も聞かれた。
「ん~テンポ悪いなー内容は結構面白い仕上がりになってるのに、もったいない感じがする」
「もっとコミカルに面白く出来るドラマやと思う。脚本演出次第で」
「原作に出てくる『キャッキャ、うふふ』と、何のこだわりもなくオシャレを伝授してくれる総務のオシャレお嬢さんたちに出て来てほしい。こんな展開だと、ピーコみたいなキャラが上から目線で色々押しつけてるみたいで嫌だわ」
アラサー女子3人が中心という設定から、前クールドラマ『東京タラレバ娘』をつい連想してしまう。『東京タラレバ娘』がテンポ良く進んだドラマだっただけに、どうしてもストーリー展開への不安も否めなかった。
女性視聴者の間で、出演者たちが追及する「美」が参考になるという意見も聞かれた本作。ストーリーに対する不安はあるにしろ、一見アンバランスにも見えたキャスティングもバランスが良く、次回放送日を心待ちにする視聴者も少なくない。今後の展開が楽しみなドラマだ。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。
今回主人公の城之内純を演じているのは桐谷美玲(27)。脇を飾るのは前田満子役の水川あさみ(33)と、お笑い芸人ながらその芸風が若者の間でブームになっている佐藤聖良役のブルゾンちえみ(26)だ。
桐谷、水川の怪演とブルゾンの連ドラ大抜擢で前評判も上々だった本作。どうやら出だしも好調だったようだ。
◆ブルゾンちえみの演技が好評
旬のお笑い芸人が無理矢理ドラマに出演するとどうしてもドラマの世界観が崩れてしまうもの。しかし、もともとこのドラマの役はブルゾンのキャラから大きく外れた役柄ではなく、違和感なく観られた視聴者が多かったよう。放送前は不安もあったブルゾンの演技も蓋を開けてみると安定しており、女優としても充分に通用するレベルだった。
ガールズちゃんねるにはドラマの視聴者がブルゾンの演技を絶賛するコメントが多く残されていた。
「ブルゾン、声の通りがかなり良くて、綺麗な声!聞き取りやすい」
「共感できること多くて面白かった!ブルゾンちえみの演技良かった」
「ブルゾンの演技。思ってたより良かった!」
もともとブルゾンには地元である岡山の劇団で活動していた過去があるそう。初めてのドラマ出演にも関わらず桐谷と水川の隣で臆することなく演技できたのも、ベースに劇団で培われた演技力があったからなのだ。
また、水川あさみも安定した演技の上手さを見せ、第1話から名トリオの誕生を予感させた。
◆桐谷が冴えない女性? 脚本への不満も
一方で、主演の桐谷美玲は2014年度版「世界で一番美しい顔」の8位も獲得したことのある美女。桐谷が演じている城之内純は研究熱心な冴えない理系女子。この「見た目が冴えない」という設定に違和感を抱く視聴者もいた。
「こういうの結局美人が演じるからあまり共感出来ない…」
「これさー、原作はみんな微妙なキャラだから笑えるんだよねー。美玲とあさみちゃんは元がいいから何してもかわいいから、笑えない」
確かに画面に映る桐谷はとてもあか抜けない女性に見えるとはとても言えない。しかし、月9を始め数多くのドラマに出演していたものの、「ひたすらかわいい」という役から抜け出すことができなかったことを考えると、今回のドラマの体当たり演技は女優として一皮むけるきっかけになれるかも知れない。
また、原作コミックが人気作だっただけに、脚本に対する不満も聞かれた。
「ん~テンポ悪いなー内容は結構面白い仕上がりになってるのに、もったいない感じがする」
「もっとコミカルに面白く出来るドラマやと思う。脚本演出次第で」
「原作に出てくる『キャッキャ、うふふ』と、何のこだわりもなくオシャレを伝授してくれる総務のオシャレお嬢さんたちに出て来てほしい。こんな展開だと、ピーコみたいなキャラが上から目線で色々押しつけてるみたいで嫌だわ」
アラサー女子3人が中心という設定から、前クールドラマ『東京タラレバ娘』をつい連想してしまう。『東京タラレバ娘』がテンポ良く進んだドラマだっただけに、どうしてもストーリー展開への不安も否めなかった。
女性視聴者の間で、出演者たちが追及する「美」が参考になるという意見も聞かれた本作。ストーリーに対する不安はあるにしろ、一見アンバランスにも見えたキャスティングもバランスが良く、次回放送日を心待ちにする視聴者も少なくない。今後の展開が楽しみなドラマだ。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。