運命の人は身近に?“なんとなく高齢処女”を卒業するには

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厚生労働省の出生動向基本調査によると、未婚アラサー女性の4人に1人が処女だとか。

男性経験がない女性たちは、チャンスがなかったの?それとも、あえて処女を守ってるの?そもそも恋愛やセックスって、人生に絶対必要なものなの……?
「結婚って何のためにするの?」との問いに答える術はいろいろありそうですが、「恋愛って何のためにするの?」と聞かれると、回答に困ってしまいますね。
◆「良い人がいれば処女を捧げたいけど……」
結婚しない女性が増えた背景には、女性の社会進出や男性の収入減があるといわれます。
でもSNSやマッチング・アプリで気軽に異性とコンタクトが取れる現代。未婚率は社会的・経済的になんとなく説明ができても、この処女率の高さは説明できませんよね。みんな恋愛すらしてない、ってことですから。
「良い人がいれば処女を捧げたいけど……」という人もいれば、「恋愛が面倒」「彼氏はいらない」と恋愛不要を豪語する人も少なくありません。
◆高齢処女は恥ずかしくない!?
結婚も出産も個人の自由意志に委ねられている現代においては、必ずしも「恋愛は人生に必要なもの」とは言えなくなってきています。

さらに最近では「彼氏はいるのが当たり前」「処女は恥ずかしい」といった考えを否定し、“高齢処女”をオープンにする風潮が拡大化。実際の高齢処女も「美人!」と賞賛するほどではないにしても、とってもフツウ、あるいは「わりとイケるんじゃん?」ぐらいの人が少なくないのです。
その理由も、手痛いトラウマがあるとか男性嫌悪があるとかではなく、“なんとなく”というのが多いです。男性とつきあいたい、セックスしてみたいという気持ちがないわけではないけど、一歩踏み出す勇気がなく、あるいはほかのことを優先させているうちに、なんとなく機会を逃してしまった……。
”ロストバージンを“なんとなく”後回しにする理由もそんなところではないでしょうか。
◆初めてのセックスで幸せは「幻想」

ここで耳に痛い事実を述べておきましょう。「好きな人と運命の出会い」も「初めてのセックスで最高の体験」もファンタジーです。とくにセックスは経験値によって感度が変わるもの。
漫画のヒロインなら、自分はなにひとつ変わっていないのに、いきなり年下のイケメンくんから告白されたり、おつき合いしたり、そのうえ同世代のこれまたイケメンビジネスマンから結婚を前提の交際を申し込まれたりします。
言うだけ野暮ですが、こんなことは現実には起こりません。
恋愛にアクティブな女性に初体験のことを振り返ってもらうと、ロストバージンも通過点でしかないことがほとんど。美しい思い出として大事にしている人は少数派。どの愛も永遠ではないし、いま目の前にある恋愛を大事にすれば自然とそうなります。
◆なんとなく“高齢処女”から脱出するには?
婚活にしても恋愛にしても、自分から一歩踏み出していかないと先には進みません。
ロストバージンに必要なのは恋愛力ではなく、行動力!かといって自分が傷つくセックスをくり返し、セックスも男性もきらいになってしまっては本末転倒。
そこでLOVE(この人じゃなきゃダメ!)ではなく、LIKE(この人でもいいかな……)の範囲の男性をきちんと見極めることから始めてみては?雷に打たれるような運命の出会い、って本当はなかなかありません。それが成就するのはもっとまれです。こういう運命のLOVEではなくてもLIKEがあれば、いいセックスはできます。
いまバージンの方も、こう悟っておくだけで、対象となる男性の範囲はぐっと広がります。LIKEだった相手とセックスを通して関係が深まるうちにLOVEになることだってあるんです。運命の人は意外にも身近にいるのかもしれない、そう思って周りを見回してみてくださいね。
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