羽生結弦、アイスショー運営幹部にパワハラ騒動!主催者・日本テレビの対応にモヤモヤ
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下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
またもや永野芽郁に衝撃スキャンダルが。田中圭との不倫直前に坂口健太郎と付き合っていたことを「週刊文春」(文藝春秋)がすっぱ抜いたのだ。もうこうなったら、スキャンダラスで恋多き女優としてさらに邁進してほしい。今後はさらなる素晴らしい女優になると思う。一方、イメージ通りの優柔不断な坂口の“素顔”もわかって面白かった。
目次
・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
・羽生結弦、アイスショー運営幹部のパワハラ騒動
・日本テレビの対応にモヤモヤするワケ
・加藤ローサの離婚でクローズアップされた夫のモラハラ
・中居正広、復帰を画策する道
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第762回(9/11〜9/16発売号より)
1位「スクープ 羽生結弦困惑! 被災地公演のパワハラ告発騒動」(「女性セブン」9月25日・10月2日合併号)
2位「加藤ローサ問題で共感! 実録私の夫も『サイレントモラハラ男』でした」(「女性セブン」9月25日・10月2日合併号)
3位「中居正広 『忘れられたくない』選んだ『社会復帰の場』」(「女性セブン」9月25日・10月2日合併号)
※ 「女性自身」「週刊女性」は合併号休み
羽生結弦、アイスショー運営幹部のパワハラ騒動
羽生結弦が座長を務めるアイスショー『notte stellata』(ノッテステラータ、以下、ノッテ)においてパワハラ騒動が持ち上がっていたという。
パワハラを指摘されたのは、羽生の信頼も厚い運営幹部A氏。記事によると、A氏はスタッフへの当たりが強く“お前何やってんだよ!”“もう口もききたくない”と吐き捨てるように言ったり、机を叩いたり、時間休日関係なく業務の対応を求めたりしたという。
そのため2023年の公演後にはノッテ関係者B氏から、ノッテの主催者である日本テレビに対し、「(A氏のパワハラを)調査の上、報告と謝罪」と多額の金銭を求める意見がなされたとのことだ。そもそもA氏は、日本テレビの番組に携わる映像ディレクターでもあるらしい。
そして問題はここからだ。この意見に対し日本テレビは、24年6月以降にB氏などへのヒアリング調査を実施したが、同年秋に出された結論は「パワハラには該当しない」というものだったからだ。
「セブン」は、その根拠となった内部資料を入手し、その内容を記載しているが、そこにはB氏本人からだけでなく他関係者からの“Bに対しては酷い。死んじゃうんじゃないかと思った”などとの証言が複数あったという。にもかかわらず、パワハラなしの結論。
さらに問題だと思うのは、日テレの調査は外部弁護士を複数交えてはいるが、“ノッテを主催する日テレ事業局の部長を中心”に行われたものだということだ。
つまりノッテの責任者であり、もしパワハラがあったとすれば、その監督責任者として責任を問われかねない人物が調査の中心となっていたわけだ。加えて内部資料にはB氏に対しても業務上の不備を指摘し、A氏を擁護する声もあったというが、それでパワハラを正当化することはできないはずだ。
日本テレビの対応にモヤモヤするワケ
この一件は、さまざまな問題を孕んでいる。まずノッテは日テレ主催で肝いりのアイスショーだ。そして人気者の羽生だけでなく野村萬斎など著名人もゲストとして出演、このキャスティングにもA氏が関わっているという。
なによりA氏は羽生の絶大なる信頼を得ていて、その威光を最大限生かしている。さらに今回の問題が “パワハラなし”と認定された後の25年のノッテ公演をBS日テレと日テレプラスが放映、これは“テレビ初放送”だという。つまり日テレにとっても重要イベントということだ。
そして日テレといえば25年6月、TOKIOメンバーの国分太一にコンプライアンス違反があったと発表し、その早急な対応やガバナンスの高さが評価された企業でもある。もちろん、これは24年12月に起こった一連の“中居正広・フジテレビ問題”の教訓を生かしてのものだが、日テレのA氏に対する“パワハラなし”結論は、この中居問題が発覚する以前のことだ。
なんだかすっきりしない。モヤモヤする。もしこのパワハラ問題が中居問題以降だとしたら、国分問題以降だとしたら、日テレの対応は変わったのではないか――。
日テレは国分問題に関して外部の有識者で作る「ガバナンス評価委員会」を設置し、7月には「対応は事案に即した適切なものであった」と評価する旨の中間意見書を発表した。国分問題への対処は自信満々な様子だが、しかし、その直前のパワハラ問題はどうだろう。
そもそも国分問題は自ら公表し評価された日テレだったが、一方、今回のパワハラ疑惑は「セブン」が報じるまで世に知られることはなかった。
やはりモヤモヤする。
加藤ローサの離婚でクローズアップされた夫のモラハラ
そして2位はモラハラだ。現在、さまざまなハラスメントが大きな問題となっていると思い知るが、加藤ローサとサッカー元日本代表・松井大輔の離婚でもクローズアップされたのが、夫のモラハラだ。
記事では、松井のモラハラは“静かなモラハラ”“自己満足型モラハラ”だと指摘、暴力や暴言はなくても“相手を支配”したり“無理解、無関心”だったり、“家族のためといいながら自己満足”などの厄介なモラハラを紹介、解説している。
さらに記事では、いろいろな世代の妻たちによる“夫のモラハラ”事例が紹介されるが、これも興味深い。
体調が悪い妻より自分の飯が大切な夫、旅行に金を出すといって手配は丸投げ夫などなど、数多くの“モラハラ夫”の例が列挙されている。多くの妻から共感されるに違いないエピソードの数々。さすが女性週刊誌! という企画だった。
中居正広、復帰を画策する道
そして、いまだ芸能界に、また社会にも数々の波紋を呼び続けている中居正広。ここ最近は“復帰”に関する情報が数多く流れているが、地上波復帰は絶望と言われる中で画策しているのが“福祉の場”だという。
これまで東日本大地震などの被災地に多額の寄付やボランティア活動を続けてきたが、そうした経験を糧に社会に関わる中居正広。
松本人志とネット活動するよりは、よっぽどマシかとは思う。

目次
・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
・羽生結弦、アイスショー運営幹部のパワハラ騒動
・日本テレビの対応にモヤモヤするワケ
・加藤ローサの離婚でクローズアップされた夫のモラハラ
・中居正広、復帰を画策する道
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第762回(9/11〜9/16発売号より)
1位「スクープ 羽生結弦困惑! 被災地公演のパワハラ告発騒動」(「女性セブン」9月25日・10月2日合併号)
2位「加藤ローサ問題で共感! 実録私の夫も『サイレントモラハラ男』でした」(「女性セブン」9月25日・10月2日合併号)
3位「中居正広 『忘れられたくない』選んだ『社会復帰の場』」(「女性セブン」9月25日・10月2日合併号)
※ 「女性自身」「週刊女性」は合併号休み
羽生結弦、アイスショー運営幹部のパワハラ騒動
羽生結弦が座長を務めるアイスショー『notte stellata』(ノッテステラータ、以下、ノッテ)においてパワハラ騒動が持ち上がっていたという。
パワハラを指摘されたのは、羽生の信頼も厚い運営幹部A氏。記事によると、A氏はスタッフへの当たりが強く“お前何やってんだよ!”“もう口もききたくない”と吐き捨てるように言ったり、机を叩いたり、時間休日関係なく業務の対応を求めたりしたという。
そのため2023年の公演後にはノッテ関係者B氏から、ノッテの主催者である日本テレビに対し、「(A氏のパワハラを)調査の上、報告と謝罪」と多額の金銭を求める意見がなされたとのことだ。そもそもA氏は、日本テレビの番組に携わる映像ディレクターでもあるらしい。
そして問題はここからだ。この意見に対し日本テレビは、24年6月以降にB氏などへのヒアリング調査を実施したが、同年秋に出された結論は「パワハラには該当しない」というものだったからだ。
「セブン」は、その根拠となった内部資料を入手し、その内容を記載しているが、そこにはB氏本人からだけでなく他関係者からの“Bに対しては酷い。死んじゃうんじゃないかと思った”などとの証言が複数あったという。にもかかわらず、パワハラなしの結論。
さらに問題だと思うのは、日テレの調査は外部弁護士を複数交えてはいるが、“ノッテを主催する日テレ事業局の部長を中心”に行われたものだということだ。
つまりノッテの責任者であり、もしパワハラがあったとすれば、その監督責任者として責任を問われかねない人物が調査の中心となっていたわけだ。加えて内部資料にはB氏に対しても業務上の不備を指摘し、A氏を擁護する声もあったというが、それでパワハラを正当化することはできないはずだ。
日本テレビの対応にモヤモヤするワケ
この一件は、さまざまな問題を孕んでいる。まずノッテは日テレ主催で肝いりのアイスショーだ。そして人気者の羽生だけでなく野村萬斎など著名人もゲストとして出演、このキャスティングにもA氏が関わっているという。
なによりA氏は羽生の絶大なる信頼を得ていて、その威光を最大限生かしている。さらに今回の問題が “パワハラなし”と認定された後の25年のノッテ公演をBS日テレと日テレプラスが放映、これは“テレビ初放送”だという。つまり日テレにとっても重要イベントということだ。
そして日テレといえば25年6月、TOKIOメンバーの国分太一にコンプライアンス違反があったと発表し、その早急な対応やガバナンスの高さが評価された企業でもある。もちろん、これは24年12月に起こった一連の“中居正広・フジテレビ問題”の教訓を生かしてのものだが、日テレのA氏に対する“パワハラなし”結論は、この中居問題が発覚する以前のことだ。
なんだかすっきりしない。モヤモヤする。もしこのパワハラ問題が中居問題以降だとしたら、国分問題以降だとしたら、日テレの対応は変わったのではないか――。
日テレは国分問題に関して外部の有識者で作る「ガバナンス評価委員会」を設置し、7月には「対応は事案に即した適切なものであった」と評価する旨の中間意見書を発表した。国分問題への対処は自信満々な様子だが、しかし、その直前のパワハラ問題はどうだろう。
そもそも国分問題は自ら公表し評価された日テレだったが、一方、今回のパワハラ疑惑は「セブン」が報じるまで世に知られることはなかった。
やはりモヤモヤする。
加藤ローサの離婚でクローズアップされた夫のモラハラ
そして2位はモラハラだ。現在、さまざまなハラスメントが大きな問題となっていると思い知るが、加藤ローサとサッカー元日本代表・松井大輔の離婚でもクローズアップされたのが、夫のモラハラだ。
記事では、松井のモラハラは“静かなモラハラ”“自己満足型モラハラ”だと指摘、暴力や暴言はなくても“相手を支配”したり“無理解、無関心”だったり、“家族のためといいながら自己満足”などの厄介なモラハラを紹介、解説している。
さらに記事では、いろいろな世代の妻たちによる“夫のモラハラ”事例が紹介されるが、これも興味深い。
体調が悪い妻より自分の飯が大切な夫、旅行に金を出すといって手配は丸投げ夫などなど、数多くの“モラハラ夫”の例が列挙されている。多くの妻から共感されるに違いないエピソードの数々。さすが女性週刊誌! という企画だった。
中居正広、復帰を画策する道
そして、いまだ芸能界に、また社会にも数々の波紋を呼び続けている中居正広。ここ最近は“復帰”に関する情報が数多く流れているが、地上波復帰は絶望と言われる中で画策しているのが“福祉の場”だという。
これまで東日本大地震などの被災地に多額の寄付やボランティア活動を続けてきたが、そうした経験を糧に社会に関わる中居正広。
松本人志とネット活動するよりは、よっぽどマシかとは思う。