R-1優勝も納得いかず？ファンの声から見るアキラ100％の魅力

2017年2月28日（火）日本一のピン芸人を決める大会、R-1グランプリが開催された。優勝候補の芸人は序盤から消えていき、芸歴13年目のアキラ100％（42）が優勝を勝ち取った。
期待外れの審査員やR-1優勝候補と言われていた芸人たちのミス……。決勝戦に勝ち進んだ芸人たちは、視聴者の予想とは裏腹なものだった。
◆ブルゾンの方がおもしろい？
優勝したにも関わらず、アキラ100％の話題性が低い一方で、R-1で初戦敗退した現在人気急上昇芸人、ブルゾンちえみがネットで話題に上がっていた。本番で力を出し切れず涙した彼女に、多くのブルゾンファンが同情し、エールを送っていたのだ。
また、女性向け掲示板ガールズちゃんねるでは、アキラ100％よりもブルゾンの方が面白いという声も多数見られた。

「審査員にはブルゾンのネタの面白さが分からないよ。男は裸芸が好き」
「ブルゾンが優勝できなかったのは仕方ないよ。お下劣芸優勝したことの方が驚きだったわ」
「あの銀色の円盤持ってた人、小学生男子にしかウケないと思うんだけど！笑」
「普通にブルゾンちえみのが面白くないですか？」
「アキラ100％の評価が高くてびっくり。どこが面白いのかさっぱりわからん」

決勝戦の三人の中で、まあまあ笑えたのがアキラ100％だという意見も多く、実力があるように見えなかったようだ。確かにアキラ100％の芸は「面白い」というよりは「すごい」というイメージが強い。
ネタを飛ばしてしまったものの、すでに多くの番組で笑いを取っていて知名度があるため、「ブルゾンの方が……」と言われてしまうのも、致し方無いのかもしれない。
◆納得の優勝だったという声多数！
そんな中、アキラ100％を擁護する声も多数上がっている。

「ブルゾンのネタは好きだけど老若男女笑えるのはアキラじゃない？」
「女の私も裸芸嫌いじゃないよｗ」
「ファンがアキラ100％叩いているけど優勝アキラ100％でよかった」
「裸芸嫌いなのはしょうが無いけど、あのチープ感も笑える要素なんだけどな～」
「R-1見てなかったけど、このトピ見てアキラって人のネタを見てみたいと思って見てきた」

裸芸というのは、好き嫌いが分かれる芸でもある。面白いかどうかの前に嫌悪感を抱いてしまう人が多いのだ。
しかし、そんな芸でも優勝できたということは、それだけ会場が笑いに包まれていたのではないか。実力が認められたのは、紛れもない事実だ。
◆自然と応援してしまう！アキラ100％の魅力とは？！
アキラ100％のファンは、芸はもちろんのこと、彼自身の性格やキャラに魅力を感じているようだ。

「宴会芸とか言っている人いるけど、めちゃくちゃ練習しているだろうし凄いと思う（笑）」
「アキラさん話し方丁寧でさわやかで好感度上がった」
「良い人そうだから頑張って欲しい（笑）」
「アキラ100％R-1前の会見で涙ぐんだゆりやんお盆でフォローしてて、優しい人だなって思った」
「アキラ100％は華やかな売れっ子にはならないかもしれないけど、細く長く頑張って欲しいよ」

アキラ100％は芸歴が13年と、日の目を見ない時期が長く続いていたが、去年あたりからテレビに出始めるなど、徐々に注目され始めていた。今回のチャンスをモノにできたのも、経験や努力を重ねたからだろう。
他の芸人ファンのトピックで、応援の声を得てしまうアキラ100％。これから、芸人というカテゴリーを超えて、活躍の場を広げることに期待したい。
文・岸はなえ
ライター／好きなことは、映画、音楽、芸能、美容。インスピレーションと勘を頼りに生きている不思議ちゃんライター。独自の見解で芸能情報を掘り下げることが好き。