NHK『ザ少年倶楽部』後番組初回、ジュニアはHiHi Jetsのみ！ 出演者にファン大ブーイング
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毎回、旧ジャニーズ事務所（現「SMILE-UP.」）に所属するアイドルが多数登場していた音楽バラエティ『ザ少年倶楽部』（NHK BSプレミアム、以下『少クラ』）。ジュニアをはじめ、主に若手のデビュー組がトークやパフォーマンスを繰り広げる内容だったが、事務所創業者・ジャニー喜多川氏（2019年に死去）の性加害問題を受けて、番組自体の「見直し」が検討されていた。このほど、後継番組の詳細が判明したものの、旧ジャニーズファンからは辛らつな意見が飛び交っている。
旧ジャニーズ事務所は今年9月7日に記者会見を開き、ジャニー氏の性加害を事実と認めた上で謝罪した。その後、同社は大きな変革を決断し、10月17日付でSMILE-UP.に社名を変え、被害者の救済・補償に対応する会社となった。そして新たにタレントのマネジメントなどを行う新会社「STARTO ENTERTAINMENT」を設立。12月8日に社名と代表取締役CEO・福田淳氏の就任を発表した。
「旧ジャニーズが崩壊の一途をたどる頃、テレビ局やスポンサー企業はタレントの起用に慎重な姿勢を示していました。特に厳しいスタンスだったのが、NHKです。9月末の会見で、稲葉延雄会長が『（SMILE-UP.に対する）新規の出演依頼は、被害者への補償や再発防止の取り組みが着実に実施されていることが確認されるまで、当面行わない』と宣言。さらに、10月には同局内でジャニー氏から性被害に遭ったという男性の証言を公表したんです」（ジャニーズに詳しい記者）
こうした流れから、『少クラ』もタイトルや内容を見直すべく、10月16日に実施予定だった公開収録（11月10、17日放送分）が直前で中止になったほか、10月27日に「セレクションスペシャル 8・9月名場面」と題した総集編をオンエアした後、番組は放送休止に。
そして11月15日、NHKは公式サイトで同番組に関し、「内容やタイトルの変更を含めて抜本的な見直しを検討してきましたが、その見直し後のタイトルや内容などが決まりました。新しいタイトルは『ニュージェネ！』。未来のスターを夢見る次世代（ニュー・ジェネレーション）の男女のアイドルやアーティスト、パフォーマーが集結し、その魅力を紹介する番組です」（原文ママ）と報告した。
しかし、この「男女のアイドル」という紹介文を受けて、SNS上のファンは「出会いの場になりそう」「ほかの事務所の男女アイドルはいらないから、ジュニアだけ出してほしい」などと、スキャンダルに発展する可能性を懸念。この時点で、不満の声が続出していた。
『ニュージェネ！』出演者発表でファンは大ブーイング
そんな中、12月14日には来年1月にスタートする『ニュージェネ！』の初回、第2回の詳細が明らかに。番組の司会は、これまで通り河合郁人（12月21日までA.B.C-Zメンバーとして活動）が務めるが、新たにお笑いコンビ・ニューヨークと、NHKの浅田春奈アナウンサーが加わるとのこと。なお、公式サイトの表記は「ニューヨーク（嶋佐和也・屋敷裕政）、河合郁人、浅田春奈アナウンサー」と、河合よりも先にニューヨークの名が書かれている。
初回は、来年1月19日午後6時からBSプレミアム4Kで放送され、BSプレミアムでは同26日午後6時からオンエア。出演者は、女性グループのiScream（LDH／以下、カッコ内は所属事務所）とハロー！プロジェクト発のOCHA NORMA（アップフロントプロモーション）、FRUITS ZIPPER（アソビシステム）をはじめ、男性グループはKID PHENOMENON（LDH）、DXTEEN（LAPONEエンターテインメント）、HiHi Jets（STARTOエンターテインメント）、ONE N’ONLY（スターダストプロモーション）らが登場。
また、石川県を拠点に活動する男性4人組ロックバンド・Maverick Momや、シンガーソングライターの伊東歌詞太郎（ビクターエンタテインメント）、ラッパーのNovel Core（BMSG）らも出演する。旧ジャニーズアイドルは、ジュニアのHiHi Jetsのみだ。
「11月の発表通り、今後は多数の事務所から性別問わず、さまざまなアイドル・アーティストを招く番組になるのでしょう。続く第2回（BSプレミアム4Kは1月26日、NHK BSは2月2日放送）も、ジュニアの7 MEN 侍と美 少年のほか、LDH所属のTHE JET BOY BANGERZやスターダストプロモーション所属の超ときめき・宣伝部（・はハートマークが正式表記）ら、男女のグループも収録に参加予定のようです」（前出・ジャニーズに詳しい記者）
ネット上の旧ジャニーズファンの間では「女性グループがいるのは嫌。こんな番組になるのなら、もうジャニーズは出なくていい」「事務所内のタレントの絡みが見たい。ジュニアたちの番組を返して」「なんでジャニーズのアイドルだけが歌う番組じゃダメなの？ こんな番組、どこに需要があるの？ 絶対に見ない」と、大ブーイングが巻き起こっている。
NHKラジオ番組もテコ入れ
とはいえ、かつてNHKでは『アイドル・オン・ステージ』（NHK BS2、1993年10月～97年3月）『ミュージックジャンプ』（同、97年4月～2000年3月）といった男女のアイドルが出演する音楽バラエティも放送されていたため、“原点回帰”といえるだろう。
一方で、NHKのスタンスについては、ラジオ番組に関しても不満の声が上がっている。
「旧ジャニーズのタレントがパーソナリティを担当する毎週土曜夜放送のラジオ番組『らじらー！サタデー』（NHKラジオ第1）は、12月2日より、『パワーアップ』と銘打って、お笑いコンビ・よゐことますだおかだが新MCとして加わったんです。『ザ少年倶楽部』と同じく、旧ジャニーズのタレントだけが出演する番組にならないよう、“テコ入れ”を図ったのでしょう」（同）
果たして、『ニュージェネ！』は出演者同士が絡む場面はあるのか？ まずは初回放送に注目が集まる。
旧ジャニーズ事務所は今年9月7日に記者会見を開き、ジャニー氏の性加害を事実と認めた上で謝罪した。その後、同社は大きな変革を決断し、10月17日付でSMILE-UP.に社名を変え、被害者の救済・補償に対応する会社となった。そして新たにタレントのマネジメントなどを行う新会社「STARTO ENTERTAINMENT」を設立。12月8日に社名と代表取締役CEO・福田淳氏の就任を発表した。
「旧ジャニーズが崩壊の一途をたどる頃、テレビ局やスポンサー企業はタレントの起用に慎重な姿勢を示していました。特に厳しいスタンスだったのが、NHKです。9月末の会見で、稲葉延雄会長が『（SMILE-UP.に対する）新規の出演依頼は、被害者への補償や再発防止の取り組みが着実に実施されていることが確認されるまで、当面行わない』と宣言。さらに、10月には同局内でジャニー氏から性被害に遭ったという男性の証言を公表したんです」（ジャニーズに詳しい記者）
こうした流れから、『少クラ』もタイトルや内容を見直すべく、10月16日に実施予定だった公開収録（11月10、17日放送分）が直前で中止になったほか、10月27日に「セレクションスペシャル 8・9月名場面」と題した総集編をオンエアした後、番組は放送休止に。
そして11月15日、NHKは公式サイトで同番組に関し、「内容やタイトルの変更を含めて抜本的な見直しを検討してきましたが、その見直し後のタイトルや内容などが決まりました。新しいタイトルは『ニュージェネ！』。未来のスターを夢見る次世代（ニュー・ジェネレーション）の男女のアイドルやアーティスト、パフォーマーが集結し、その魅力を紹介する番組です」（原文ママ）と報告した。
しかし、この「男女のアイドル」という紹介文を受けて、SNS上のファンは「出会いの場になりそう」「ほかの事務所の男女アイドルはいらないから、ジュニアだけ出してほしい」などと、スキャンダルに発展する可能性を懸念。この時点で、不満の声が続出していた。
『ニュージェネ！』出演者発表でファンは大ブーイング
そんな中、12月14日には来年1月にスタートする『ニュージェネ！』の初回、第2回の詳細が明らかに。番組の司会は、これまで通り河合郁人（12月21日までA.B.C-Zメンバーとして活動）が務めるが、新たにお笑いコンビ・ニューヨークと、NHKの浅田春奈アナウンサーが加わるとのこと。なお、公式サイトの表記は「ニューヨーク（嶋佐和也・屋敷裕政）、河合郁人、浅田春奈アナウンサー」と、河合よりも先にニューヨークの名が書かれている。
初回は、来年1月19日午後6時からBSプレミアム4Kで放送され、BSプレミアムでは同26日午後6時からオンエア。出演者は、女性グループのiScream（LDH／以下、カッコ内は所属事務所）とハロー！プロジェクト発のOCHA NORMA（アップフロントプロモーション）、FRUITS ZIPPER（アソビシステム）をはじめ、男性グループはKID PHENOMENON（LDH）、DXTEEN（LAPONEエンターテインメント）、HiHi Jets（STARTOエンターテインメント）、ONE N’ONLY（スターダストプロモーション）らが登場。
また、石川県を拠点に活動する男性4人組ロックバンド・Maverick Momや、シンガーソングライターの伊東歌詞太郎（ビクターエンタテインメント）、ラッパーのNovel Core（BMSG）らも出演する。旧ジャニーズアイドルは、ジュニアのHiHi Jetsのみだ。
「11月の発表通り、今後は多数の事務所から性別問わず、さまざまなアイドル・アーティストを招く番組になるのでしょう。続く第2回（BSプレミアム4Kは1月26日、NHK BSは2月2日放送）も、ジュニアの7 MEN 侍と美 少年のほか、LDH所属のTHE JET BOY BANGERZやスターダストプロモーション所属の超ときめき・宣伝部（・はハートマークが正式表記）ら、男女のグループも収録に参加予定のようです」（前出・ジャニーズに詳しい記者）
ネット上の旧ジャニーズファンの間では「女性グループがいるのは嫌。こんな番組になるのなら、もうジャニーズは出なくていい」「事務所内のタレントの絡みが見たい。ジュニアたちの番組を返して」「なんでジャニーズのアイドルだけが歌う番組じゃダメなの？ こんな番組、どこに需要があるの？ 絶対に見ない」と、大ブーイングが巻き起こっている。
NHKラジオ番組もテコ入れ
とはいえ、かつてNHKでは『アイドル・オン・ステージ』（NHK BS2、1993年10月～97年3月）『ミュージックジャンプ』（同、97年4月～2000年3月）といった男女のアイドルが出演する音楽バラエティも放送されていたため、“原点回帰”といえるだろう。
一方で、NHKのスタンスについては、ラジオ番組に関しても不満の声が上がっている。
「旧ジャニーズのタレントがパーソナリティを担当する毎週土曜夜放送のラジオ番組『らじらー！サタデー』（NHKラジオ第1）は、12月2日より、『パワーアップ』と銘打って、お笑いコンビ・よゐことますだおかだが新MCとして加わったんです。『ザ少年倶楽部』と同じく、旧ジャニーズのタレントだけが出演する番組にならないよう、“テコ入れ”を図ったのでしょう」（同）
果たして、『ニュージェネ！』は出演者同士が絡む場面はあるのか？ まずは初回放送に注目が集まる。
