プロに聞く!ズバリ、このまま「おひとり様」だったらいくら必要?

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せっかくとれた長い夏休み。久しぶりに友人と一緒に旅行に行こうと思い立ったものの、結婚後遠くに転居していたり、赤ちゃんが生まれたなど互いの環境が違ってきていつしか疎遠になることがままあります。
ぽっかり空いた時間にふと、「このままおひとり様で行くのかしら、私・・・」なんて考えたりしたこと、ありませんか?もしずっと一人でいる場合、貯金はいくら必要なのか、ファイナンシャルプランナーの海老原政子さんに聞いてみました。

◆老後資金が貯められない、本当の理由
なぜ、私たちはなかなか老後資金が貯められないのでしょう。「それはずばり『自分の老後』のイメージができないからに他なりません!」と言う海老原さん。
「2年ほど前、女性の老後資金意識調査の結果(※)に対しコメントを求められたときのこと。

・必要な老後資金は3~5千万円(57.7%)
・年金はもらえないと思う(26.6%)
と回答したにもかかわらず、実際に毎月1万円も貯蓄できていない方が3割弱いらっしゃいました。貯めるには、現状把握と明確なゴールが必要だと強く感じました。

数千万円必要となると、現在の貯蓄残高から大きくかけ離れているため、悲観的になったり、自暴自棄になることも考えられますが、それでは身もふたもありません。独女の皆さんにオススメしたいことは、すでに用意されつつある資金、そう、公的年金や退職金の存在を知り、まず現状を確認することです。

職場の定年年齢や退職金規程を調べ、定年時にもらえるお金を確認する。年一回誕生月に届くねんきん定期便で将来の年金を試算してみるなど、実際にアクションを起こしてみると漠然とした不安から解放され、次にやるべきことが見えてきます!

◆衣食住、身近なイメージで考える「おひとり様の老後」
ベースとなる老後資金が確認できたら、その次は、いくら必要かを計算するために「定年後の暮らし」をイメージしてみましょう。分かりやすい、衣食住に沿って考え方のヒントをまとめてみます。
※定年後の家計支出は、すべて平成25年家計調査(単身世帯・64歳以上平均)に基づくデータです。ご参考までに。

<衣>着回しのきく服や不要アクセサリーのリサイクルなど、雑費を抑えるレッスンをしておくと、将来の自分に感謝されますよ♪
定年後の家計支出:約1万円

<食>食費のなかで外食費がかかっている方は要注意。
定年後の家計支出:約3万4千円
飲み物代も馬鹿になりません。この夏、マイ水筒を職場に持参してはいかがでしょう。

<住>賃貸派はその分の老後資金上乗せが必要です。
定年後の家計支出:約1万4千円
本当に独身を貫く気なら、持ち家はおすすめです。(詳しくは前回記事「30歳、これからマンションは分譲と賃貸どっちが得?」

◆定年後の家計を支えるために、いくら必要か
老後資金、ここまできたらいくら必要か概算が立てられると思います。今準備できている資金との差額がこれから貯めたい「わたし年金」の金額です。さて、その資金を貯めるために今できることはやはりこの二つです。
・キャリアアップやオークション・副業などで収入をアップする
・固定費を下げるなど、最低限の労力でずっと節約できることを実行して支出ダウン

ありきたりですが、お財布に入るお金を少しでも多く、そして入ったお金からまず貯蓄をとりわけ、残ったものを大切に使う工夫それ自体が家計を引き締めます。独女の皆さんが陥りがちなご褒美消費ですが、ほんの少しだけ将来の自分へのご褒美として貯めていく習慣をつけましょう。」(海老原さん)

不安のままにせず、具体的に行動してみると思ったより簡単かもしれません。アラサー独女、老後までまだまだ長い期間があります。まずは時間を味方にして、手取りの10%を先取り貯蓄するところからはじめてみませんか。

※『マネーと老後』アンケート結果/わたしみがき

取材協力:
海老原政子(えびはら・まさこ)
ファイナンシャルプランナー。子育て中の主婦の目線を活かし、生命保険や家計相談などわかりやすい家計改善アドバイスの提供を心がけている。自治体家計相談やコラムの実績あり。【診断無料・アドバイスあり】隠れた浪費グセがわかる「あなたとお金の相性診断」
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