酒井法子は逮捕から14年、高知東生は自伝的小説が話題! 元女囚が考える「一生消えない前科」

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 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける瑠壬(るみ)さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。
酒井法子の逮捕は14年前
 あっちゅう間に今年も半分終わりましたが、6月の終わりに元KAT‐TUN・田中聖さんの「名古屋の事件」が確定しましたね。懲役1年8月・執行猶予3年やそうです。
 この7月には「千葉の件」の控訴審が東京で始まるそうです。こっちは「実刑説」もありますが、どうでしょうね。実刑でも執行猶予でも、勝負はこれからです。
 覚醒剤の事件は、単なる「前科者」のレッテルだけでなく、「依存症」としても一生モノですから、毎日「今日もクスリ(違法薬物)を使わないで過ごせてよかった」と感謝すること。その積み重ねです。
 編集者さんから聞いたのですが、ニュースサイト「文春オンライン」で、「『タトゥーもクスリも離婚も乗り越えて』酒井法子52歳が再び歩む“シン・のりピー”へのイバラ道《波乱万丈すぎる35年の内実、介護は…》」という記事が配信され、そこに「酒井(法子)さんは14年間も捕まっていません」とありました。
 もうそんななるんですね。のりピーも「積み重ねて14年」ですよ。最近はテレビの音楽祭に出たり、動画サイトデビューしたりと注目されてますし、周囲のサポートもええんでしょうね。
 ちなみに瑠壬の「前回の逮捕」は、気持ち的には100年くらい前なんですが、これからも一日一日を大切にしていきます。
「一生、ごめんなさいで生きていく」清水良太郎さんの言葉
 「街録(がいろく)ch あなたの人生、教えて下さい」というYouTubeの番組はご存じです?
 瑠壬も出させていただいたことがあって、いろんな方が出てて楽しいですが、ものまねタレント・清水アキラさんの息子さん・清水良太郎さんの出演回が話題のようです。
 良太郎さんは、2017年に覚醒剤取締法違反(使用)でパクられて有罪判決が確定してますが、社会復帰して働いていたそうです。でも、去年は親会社から契約を切られて、YouTuberになってたんですね。
 あれこれ心配して口を出すお父さんについキレてしまい、「僕は一生、ごめんなさいで生きていかなきゃいけないのに」と反省したそう。まあ当分はこの繰り返しですね。
 親は心配やからいろいろ言いますよ、それは。でももう自分はオトナやから、ほっといてほしいのもわかります。これはもう頑張って実績を作ってくしかないです。
 田中さんもそうですが、清水さんにも心配してくれるご家族がいてるなら、時間はかかってもうまくいくと思います。

 高知東生さんも、清水さんとほぼ同じ頃の16年に、覚醒剤所持でパクられて(逮捕されて)、その後は講演や出版活動を行ってます。
 瑠壬は知らなかったのですが、1月に自伝的な小説を出し、故郷で話題なんですね。タイトルは『土竜(もぐら)』(光文社)。出身地である高知市内の本屋さんには、高知さんのコーナーまであって、売れ続けてるそうです。
 両親でなくおばあちゃんに育てられたこととか、「大物ヤクザ」の愛人さんやったお母さんの自殺とかがあっての覚醒剤なんですが、店員さんは、罪に向き合う高知さんの文章に「昔よりずっと素敵な人だと思うようになった」そうです。これはめちゃくちゃうらやましい。瑠壬もこうゆうのを書きたいと前から思てるんです。
 評論家の杉江松恋さんは、小説に出てくる「ろくでもない生き方をする男たちと、彼らを暖かく見守る女たち」を絶賛してました。
 高知さんみたいにうまくできなくても、前科があってもなくても、過去と今の自分の気持ちをちゃんと書くのはアリですね。瑠壬も本気出さなアカンですね。
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