キンプリのしんみりムードを吹き飛ばす、岸優太渾身の“うんこネタ”【Duet7月号レビュー】

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 HiHi Jetsが表紙を飾るアイドル誌「Duet」7月号(集英社)が発売中です。6月17日に宮城で幕を開けるアリーナツアー『HiHi Jets Arena Tour2023』のスタート直前で多忙を極めているだろうメンバーは、巻頭インタビューで「選択の基準」について語っています。
 【チョイス】というテーマでは、猪狩蒼弥が「どんな選択ごとも、オレが気持ちよくなるほうを選ぶ。今の自分にとって必要な“苦”ならばいとわないけど、基本は、今この瞬間にときめくほうを選択するよ」と、仕事論にもつながりそうな自身の価値観を明かす一方、高橋優斗は元気いっぱいに「出前を頼む時の基準は、スピード!」と、牛丼を頼みがちであることを教えてくれています。同じトークテーマだからこそ、メンバーの個性がはっきりと見えますね。というわけで、詳しく誌面をチェックしていきましょう!
<トピックス>
◎King&Prince 穏やかであり、奮闘もあり
◎スノケン
◎Close Up!フレッシュJr.
岸優太は、石コロを見るととりあえず蹴る?
 5月22日をもって、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人がグループを脱退したKing&Prince(以下、キンプリ)。平野と神宮寺は同日に事務所も退所しましたが、今月号の「Duet」では、永瀬廉と高橋海人が登場するキンプリのページと、岸のページがそれぞれ掲載されており、「わかっちゃいたけど、心がえぐられた……」というティアラ(キンプリファン)が続出してしまいそうな、ハラハラする構成になっています。
 永瀬と高橋は、6月21日にニューシングル「なにもの」が発売されるとあって、今後デュオとしてどんな活動をしていくのかという話をしているのかなと思ったのですが、現在、各々が出演中の連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)、『だが、情熱はある』(日本テレビ系)のエピソードが中心で、無難な内容にまとまっている印象でした。
 まだ“キンプリ空中分解”のショックから脱せないティアラにとって、2人がソロ活動の話を意気揚々と語っているのは、なかなかつらいものがあるのでは……と思いきや、そのしんみりムードを吹き飛ばしてくれたのが、岸のインタビュー。
 「(最近の失敗エピソードは)石コロだと思って蹴ったら、犬のフンだったこと」と告白し、「犬のフンも、石コロみたいにコロコロした形だったから、まったく疑いもなく蹴った…」とその様子を詳細に明かしています。岸渾身の“うんこ”ネタは、石ではなく「石コロ」と呼ぶかわいらしさ、石コロを見るととりあえず蹴るという“小学生メンタリティ”、“Life is Comedy”な生きざまと相まって、ほっこりすること請け合いです。

 次に見て行くのは、Snow Manメンバーの新たな一面を探すコラム「スノケン」。今回は、「いわふか」こと岩本照と深澤辰哉が登場し、対談をしています。
 インターネットで「いわふか」を検索すると、「夫婦」というワードがサジェストされるほど、仲睦まじい関係を築いてきたシンメの2人。同じ高校の先輩後輩で、同じ部活に所属し、登下校や仕事に行くときもいつも一緒だったといういわふかは、まさに「夫婦」と呼ぶにふさわしい2人だと感じます。
 しかし、岩本いわく「ふっかは一回ひねくれた時期があったよね」とのこと。「普段はそんなに仲がいいわけじゃないのに、一緒に曲をやると息ぴったり。ちょっとからんだりするだけで萌える!」という関係に憧れを抱いた深澤が、「距離を取ろう」「口をきかない期間を作りたい」と岩本に申し出たそうです。しかし、実際には仲が良いため、ひと夏でビジネス不仲は終了したといいます。
 芸人の世界では、「漫才コンビは仲が悪いほうが面白いし売れる」とよく言われるので、深澤もそれを目指そうとしたのか……。深澤といえば、Snow Manの“リアコ枠”と呼ばれ、数多くのスノ担をこじらせ倒してきたアイドルですが、本人のほうがよっぽどシンメをこじらせているのでは? 岩本とのひと夏の不仲ごっこエピソードにより、結局2人の仲良しぶりが際立った対談でした。
 なお、対談の終盤、岩本が今後やりたいことの一つに「ふっかの運転で旅行」を挙げ、深澤が免許取得を「50代までに!」と宣言する中、突然、目黒蓮が参戦。「大丈夫。もうそのころには、全部自動運転の時代になってるよ」と助言していました。“強火いわふか担”としてファンの間ではおなじみの彼らしいフォローではないでしょうか。
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の木村拓哉に憧れる異色のフレッシュJr.
 最後は、フレッシュJr.紹介ページ「Close Up!フレッシュJr.」と「パッと花咲く笑顔のビタミン」をチェック。今回登場している中で、最年少の岡夢人くんは2015年生まれとのことで、「ついこの前では?」と衝撃を受けるジャニーズファンも多いかもしれません。
 そんなフレッシュJr.たちは、憧れの先輩を挙げており、なにわ男子・道枝駿佑、Hey!Say!JUMP・山田涼介、木村拓哉の名前が目立ちます。中でも気になったのは、08年生まれの平田光寛くん。木村の名前を挙げるとともに、その理由を「映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を観てカッコいいと思った」と明かしています。
 10年公開の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』……当時、映画ファン、原作ファンから酷評が相次ぎ、主演の木村にも「古代進ではなくキムタク」という厳しい声が飛んだことを昨日のことのように覚えています。そんな中、ドラマ『ロングバケーション』『HERO』(ともにフジテレビ系)、映画『マスカレード・ホテル』など、これまで木村が主演した数多くの映像作品を差し置いて、同作を選ぶ平田くんのセンスにキラリと光るものを感じました。相当気合の入った木村ファンの可能性もあるかもしれません。
 昨今、A.B.C-Z・河合郁人が、事務所内の木村ファンとしてよくメディアに出ていますが、そのモノマネはジャニーズファンから賛否両論。平田くんが河合の立ち位置を脅かす異色の事務所内木村ファンに成長することを、ひっそりと期待しています。
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