乃木坂46演出家・SEIGO氏辞任――不適切指導は「ジャニーズ有名振付師」の影響?

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 乃木坂46・早川聖来が、ラジオ番組で演出家・SEIGO氏から暴言を吐かれたと告発した騒動。同グループは5月23日、「行き過ぎた指導」があったことを認め、7月の全国ツアーから演出家を変更すると公式サイトで発表した。
 事の発端は、早川が乃木坂46・田村真佑やオリエンタルラジオ・藤森慎吾らと生出演した21日放送の『らじらー! サンデー』(NHKラジオ第1)。
 早川は、「演出家のSEIGOさんという人がいるんですけれど、超ドSなんですよ」と切り出し、メンバーに対し「死ね」「ブス」「お前1人いなくてもいい」といった暴言を浴びせられたと告発。
 さらに、昨年8月に行われたライブで、掛橋沙耶香が救急搬送されるに至った落下事故について、SEIGO氏が「今回のライブのリハで沙耶香が事故ったのはお前らのせいだ」「自業自得だ」とメンバーに言い放ったとも明かしていた。
 この衝撃的な告発に、ネット上ではメンバーたちのメンタルを心配する声が続出。加えて、SEIGO氏への批判が飛び交う事態となった。
 これを受け、SEIGO氏はラジオ放送から2日後の23日、所属する会社・USBの公式サイトにコメントを掲載。ここでは、「私はメンバーの容姿に関する不適切な発言があったことを認めます。メンバーには,日頃から『しっかり踊れ!』『ダラダラやるな!』と厳しい指導をさせていただいたこともありました。モニターに映る笑っていないメンバーに対して、『ブスな表情をするな!』と不適切な言葉で指導した事もございました」(原文ママ、以下同)と認めて謝罪しつつも、「『落下事故に対するメンバーへの責任転嫁をする発言』は一切しておりません」と一部否定している。
 この辞任を受け、ネット上には運営の対応の早さを評価する声がある一方で、SEIGO氏が一部発言を否定している点などに対して「おかけ(早川の愛称)が嘘ついたとは思えない」「『ブス』よりも、『死ね』って言ったのかはっきりしてほしい」と疑念を訴えるファンも見られる。
 また、今回の騒動で過去の経歴が掘り下げられているSEIGO氏だが、彼は1990年代から演出家・振付師として、多くのジャニーズグループを担当。
 SEIGO氏率いるUSBは、2012年4月より一般人でも振り付けや演出を依頼できるサービスを開始していたが、当時のリリース情報には「同サービスのメイン振付演出家SEIGO(稙田成吾氏)は、ジャニーズ事務所専属の振付演出家。今までに少年隊、Kinki-kids、V6、SMAP、TOKIO、嵐、タッキー&翼、KAT-TUN、NEWS、関ジャニ∞、ジャニーズJrなど、数多くのアーティストの振り付けを担当しており、手がけたコンサートや舞台、ミュージカルも多数」とあり、この時点では“ジャニーズ事務所専属”を名乗っていたようだ。
 そのため、現在ネット上では、ジャニーズファンから「SEIGOさん、まさかジャニーズを手掛けてた頃から不適切な指導はしてないよね……」と心配する声が上がり、一方「SEIGOさんの名前、久々に聞いたわ。サンチェさんの下についてた人だよね」「サンチェさんから指導を教わってたとしたら、SEIGOさんが怖いのも頷ける」といった指摘も散見される。
 なお、サンチェ氏とは、ジャニーズファン界隈では“スパルタ振付師”として有名な人物で、現在もジャニーズJr.のダンス指導などを担当。レッスン場にサンチェ氏の怒号が飛ぶのは日常茶飯事で、遅刻をしたJr.に対し、手をあげることもあったという。
 中山優馬も、サンチェ氏を怖がっていた一人で、昨年10月放送のバラエティ番組『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)に出演した際、「『中山~!』って言われて、(サンチェさんが怖くてステージの)袖から出られへんかったことあったもん。怒鳴られすぎて出られへん!」とJr.時代のエピソードを披露。
 だが、これを聞いていた現役の関西ジャニーズJr.たちが「今はめっちゃ優しい」と話していたことから、時代の流れに鑑みて、今は厳しい指導を行っていないのかもしれない。
 サンチェ氏がスパルタ指導をあらためる一方で、いまだに「ブス」などと不適切な言葉で指導していたというSEIGO氏。アイドル演出家としての手腕は業界トップレベルともいわれるが、パワハラは決して許されることではないだけに、非常に残念だ。
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