7 MEN 侍、ジャニー喜多川氏がいたから「許されたこと」明かす【Jr.チャンネル週報】

14 view
 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Aぇ! group(火曜)、少年忍者(水曜)、Lil かんさい(木曜)、7 MEN 侍(金曜)、美 少年(土曜)、HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、3月30~4月5日公開の動画を注目度順にチェックします!
Lil かんさい・當間琉巧、ロケ中に『名探偵コナン』の聖地巡る

 3月30日の動画は「Lil かんさい【手書き地図の旅~渋谷編】HiHi Jetsの地図で迷子に」(再生回数は4月11日時点で22万台)。Lil かんさいは早朝6時に東京・渋谷に集合し、HiHi Jets提案のロケ企画を行った。
 きっかけは、2021年4月4日に配信されたHiHi Jetsの動画「【手書き地図で辿り着ける?】訳あってLil かんさい閲覧禁止!!」。彼らはそれぞれ渋谷駅からNHKホールまでの手書き地図を作成。井上瑞稀が「この地図で、実際にNHKホールに行けるのかって企画、俺オモロイと思う」と発言し、同じ5人組で東京の土地勘がないであろう関西Jr.のLil かんさいに白羽の矢が立った。
 今回、Lil かんさいは、それぞれがHiHi Jets作の地図を見ながら、制限時間60分以内にNHKホールを目指すことに。じゃんけんで順番を決め、各々が地図をゲット。1番に勝ち抜けた西村拓哉は、迷わず井上の地図を選んだ。
 また、大西風雅は猪狩蒼弥の地図を手にし、「HiHi Jets、もうちょっとボケてくると思いました。なんか、意外と真面目なんすよね、こういう時」「俺とかやったらホンマに白紙とか、全然違う沖縄とかの地図書いてたと思うんで。まだ常識ある人たちでした」と率直な感想を漏らした。
 そんな中、人気アニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)が好きだという當間琉巧は、「『コナン』の映画に出てきました。ここ! MIYASHITA PARK」「ちょっと脱線します」と大興奮。22年4月公開の劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』を思い浮かべつつ、具体的な登場人物やシーンまでも解説し、いち『コナン』ファンとして“聖地巡礼”を楽しんでいた。
 果たして、Lil かんさいはNHKホールで無事に落ち合えたのか、結果は今動画を見て確かめてほしい。
7 MEN 侍・佐々木大光、「ジャニーさんがいないから……」と本音吐露

 3月31日に更新されたのは「7 MEN 侍【ずっと一緒にいてほしい】感謝しかないんだ!!!!!!」(再生回数は4月11日時点で9万台)。今年1月27日配信回から始まった東京・八王子ロケの「焚き火を囲んでエモトーク」編だ。
 矢花黎の地元である八王子でアクティビティやグルメなどを満喫した彼らは、まず、矢花への思いを語る流れになり、今野大輝は「最初は地元を出されることを嫌がってた矢花が、とうとう胸を張って『八王子出身です』っていうのを言ってる姿を見て、スゴいなんか成長を感じた」と称賛。
 こうした本音トークの中で、筆者が印象的だったのは、後半の佐々木大光や今野のコメントだ。佐々木は、「ジャニーさん(ジャニーズ事務所前社長・ジャニー喜多川氏)がいて許されたこと」があったと主張。「今、ジャニーさんがいないから、『君はそこがいいから気にしなくてやっていいんだよ』っていうのがなくなったわけじゃん。だから、たまに時代の流れっていうのに乗らないといけない時もあるなとは思うんだけど」「こんぴ(今野)の“色”っていうのは絶対消しちゃいけないと思う」と、真剣な表情で熱弁した。
 すると、普段は寡黙な今野も「(ジャニー氏が)亡くなる前に作ってもらった(最後の)グループでもあるし。それをやっぱ、絶対守っていかなきゃいけないなっていう思いが俺の中でスゴく強くあって」としっかり前を見据えて宣言。「これから、ずっとこの7 MEN 侍を残していけたらいいなっていうふうに俺は思ってるから。だから、一緒に切磋琢磨して支え合っていけたらいいな」とメンバーに呼びかけた。
 今野といえば、基本的にクールな性格であり、気だるそうに見えてしまう場面も少なくないだろう。こうしたキャラクターを踏まえて、佐々木は「ジャニーさんがいて許されたこと」と口にしたのかもしれない。佐々木たちにとって、ジャニー氏がいかに大きな存在だったのかが伝わる場面だと感じた。


 4月1日公開の美 少年の動画は「【出会い系鬼ごっこin沖縄】絵文字だけで出会えるか…伝われ~!!!!」(再生回数は11日時点で17万台)。ロケで沖縄に滞在していた美 少年が、「絵文字だけで出会えるか鬼ごっこ in 沖縄」に挑戦している。
 今回は、鬼2人と逃亡者4人に分かれ、4人はスマホで自分の居場所のヒントになる絵文字を1文字ずつ送り合い、3人が出会えたら勝利。一方、鬼にはスマホのGPSで逃げ役の位置情報が知らされ、制限時間は2時間以内に2人を捕まえたら勝ちとなる。
 クジを引きの結果、鬼は浮所飛貴と藤井直樹に決定。4人が別々の場所に移動する中、「余裕でしょ」(浮所)「ゲームにおいて一番頭を使う2人」(藤井)と自信満々に発言していた。
 対して、逃げ役の4人はマイペースで、海側からスタートとなった那須雄登はさっそく波の絵文字を送信するも、佐藤龍我は「とりあえず、ゆったりしよ」と首里城を観光することに。また、岩崎はアロハシャツを購入して変装を試みた。
 最年少の金指一世は慎重に行動しつつモノレール乗り場へ。鬼の2人は、どのメンバーがいるのかはわからないものの、位置情報を頼りに追いかけるなど、ハラハラドキドキのスリル満点な展開となっている。完結編の次回予告では、鬼の藤井が「いた、いた!」とターゲットに近づくシーンもあった。
HiHi Jets、生配信が大幅カットでダイジェストに

 HiHi Jetsの動画は4月2日に通常回「【カロリーの常識】カレーパンとメロンパン、どっちがカロリー高い?」が公開されたほか、3日午後6時から緊急生配信を実施。この模様は翌日に「HiHi Jets【緊急生配信】~僕たちから重大なお知らせ!!~ダイジェスト版」と題してアップされたが、40分超えの生配信がわずか16分に短縮されている。
 今回の生配信では、HiHi Jetsが6月17日から8月17日まで、宮城・東京・大阪を巡るコンサートツアー『HiHi Jets Arena Tour2023 BOOOOOST!!』を開催すると発表。その中で、彼らは自由奔放なトークを繰り広げていたのだ。
 例えば、井上瑞稀がかけていたメガネについて、高橋優斗が「それクロムハーツじゃん!」と発言し、メンバーは大爆笑。すると、井上は「絶対怒られるよ、ブランド名」とあきれ気味にツッコんでいた。さらに、猪狩蒼弥は高橋のニット帽を目にして「この帽子もY-3やん」と一言。自らぶっこんでおきながら、「あ~あ、もう当分生配信できないよ、俺ら。実績を失っていくんだよ」と嘆く場面も。
 このほか、高橋が当日の朝にロケをしていたと“匂わせ”、4月中に『Hi美がとにかくやってみた!』(テレビ東京、2月25日放送)の未公開シーンを含めた再放送があると告知。「めちゃめちゃ熱いニュースがある」(高橋)「HiHi Jets、ここから捲ってくよ!」(猪狩)とファンを期待させるような言葉も飛び出した。
 そして、メンバーが出演ドラマや映画の宣伝をしているパート終盤で、スタッフが「スクショタイムいいからもう締めて」と指示した瞬間なども、ダイジェスト版はごっそりカット。
 これに対し、ネット上のほとんどのファンは「生配信を40分以上やってたはずなのに、16分にカットされてるHiHi Jets、面白すぎる」「自由にしゃべりすぎて、めちゃめちゃカットされてるの笑った。HiHi Jetsらしさ全開でいいね!」「生配信で好き勝手やりすぎる悪ガキHiHi Jetsが大好き」とポジティブに受け止めている。
 しかし、一部の人々は「ダイジェスト版が16分しかない……怒られたのかな」と心配しているほか、「アーカイブを楽しみに待っていたのに……。だから『クロムハーツ』とか商品名は言っちゃダメなんだよ」「生配信でツアーを発表できて楽しくなっちゃったのは可愛いんだけど、1回反省してほしい」「なんで編集が必要なことを言うの?」と辛らつな意見も。
 生配信ならではのライブ感やノリで視聴者を楽しませることも大事だが、結果としてスタッフの手を煩わせる事態になってしまったようだ。こうしたHiHi Jetsのスタンスが今後の仕事にどう影響するのか……? 再生回数は通常回が22万台、生配信ダイジェスト版は11万台(4月11日時点)。


 4月4日の動画は「Aぇ! group【東京ドライブ対決】坂道見つけるでぇ~」(再生回数は11日時点で41万台)。「東京ドライブ対決~坂道編~」と題し、車から坂の名前が書かれた看板を撮影し、文字数が多いチームが勝利するバトルを行っている(制限時間は60分)。
 組み合わせは、前回の「初の東京ドライブ対決」(昨年11月15日・22日配信)のリベンジとして、草間リチャード敬太・末澤誠也・福本大晴と、小島健・佐野晶哉・正門良規チームに決定した。
 スタート地点は東京・渋谷のさくら坂。「ジャニーズクイズ部」の一員でもあるインテリ・福本が坂の場所を調べ、ナビを見ながら指示していく中、草間は末澤が運転する横で、「日本めっちゃ広いねんけど」とパニック状態に。坂の看板を発見できず、“キレ芸”を炸裂させた。
 かたや、小島がドライバーを務めるチームは、道案内が苦手&写真撮影もワンテンポ遅れた佐野が責められる展開に。草間がいないのをいいことに、「リチャードより使われへんぞ」(小島)「リチャードより使われへんわけないやろ!」(佐野)と暴言も飛び出した。
 両チームとも車内に不穏な空気が漂っていただけに、どちらに軍配が上がるのか、今後の動画に期待が高まる。
少年忍者・川崎星輝、ジャニー氏にまつわる秘話を語る

 4月5日に更新されたのは「少年忍者【卒業おめでとう! 】10の質問答えてね」。今年高校を卒業した川崎星輝・鈴木悠仁・瀧陽次朗・山井飛翔をメインに据え、「高校卒業おめでとうSP 1ミニッツ10クエスチョン」と題し、それぞれ1人ずつ1分間で10個の質問に答えるという企画を実施。
 瀧、山井、鈴木が「ジャニーズに入って一番緊張したことは?」「少年忍者の中でのライバルは?」といった問いに答えていく中、個人的に最も興味を引かれたのは、ラストの星輝のパート。「ジャニーズでの一番の大失敗は?」と聞かれた際、彼は「素直に生きられなかった」と回答していた。
 入所当時から、振付師や先輩に「(川崎)皇輝の弟」と紹介されてきたという星輝は、「初めて“川崎星輝”っていう存在を見つけてくれた人がいたらしくて、事務所内で。それがジャニーさんだったんだって」と秘話を明かし、周囲は「おぉ~」とリアクション。
 続けて、「(ジャニー氏が)『あの子、いいね』って言ってくれたらしくて。(中略)そこからずっと、『あの子、いいね』って言ってくれてたっぽいんだけど、なかなか日の目を見れず。タイミングが合わず」「『ダンスが楽しい』から(活動を)続けてて。『みんなと踊るから楽しい』っていう気持ちに素直になれてたら、もっと違う未来があったのかな? っていう……」と正直に告白。
 兄の皇輝が「なるほど。それが『素直になれなかった』っていうふうにつながってくるわけ」と納得すると、星輝は「その(話を聞いた)時、泣いちゃったから」と振り返っていた。事あるごとに兄と比較され、さまざまな葛藤を抱えてきたからこそ、ジャニー氏から個人として評価されたことがうれしかったのだろう。
 このエピソードを受け、ネット上のファンも「星輝くんの話に感動した」「やっぱりジャニーさんは偉大だな」「ちゃんと個人個人を見ていたんだね」「ジャニーさんだけは星輝くん個人を見てくれてたってことを知って、涙腺崩壊」と感激していた。再生回数は11日時点で21万台となっている。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン
フォローはこちらから
サイゾーウーマンのニュース一覧

コメント(0件)

    この記事にはまだコメントがありません。

コメントする

少しでも気になったらコメントお願いします!!

(全角32文字・半角64文字以内)

サイゾーウーマンのニュース