子どもは何人欲しい？ 結婚前に考えたい「家族計画」の話。

結婚生活とセットで聞かれやすい「子どもは何人欲しい？」という質問。今から具体的な家族計画を練っている人もいれば、まだまだ子どものことなんて考えられず、漠然としている人もいるでしょう。

今回はankeで集計した「理想の子どもの人数」に関するアンケート結果をまとめてみました。

◆ずばり、子どもは何人欲しい？

1位：2人…171人（51.7%）
2位：3人…89人（26.9%）
3位：1人…31人（9.4%）
4位：子どもは欲しくない…25人（7.6%）
5位：4人以上…15人（4.5%）
※有効回答数：331人、調査対象：ankeユーザー、調査期間：20/11/10～21/04/09

理想の子どもの数について最も多かったのは2人。回答者の約半分を占めています。次いで3人（26.9%）、1人（9.4％）という順に並びました。現在の日本の出生率1.36％と比べると、理想と現実との間にギャップが読み取れます。次の項目では、1位から3位までをえらんだ理由をきいてみました。

◆1位：2人…171人（51.7%）

・「金銭的なこと考えたら2人まで」
・「兄弟はいて欲しいけど3人以上は養える気がしない」
・「子供は2人で十分かなぁ。もっと欲しいけど経済的に厳しい」
・「自分は2人姉妹、主人は3人兄弟。兄弟はいた方がいいと思います」
・「3人欲しいけど家が狭いので…難しい」

金銭的な理由から「子どもは2人が限界」という声が目立ちました。条件は限定的とはいえ、「子どもひとり育てるのにかかるお金は3000万以上！」といった情報がネットやSNSなどでよく出回っていますよね。子どもが増えるとそれだけ教育費や養育費もかさみますし、部屋数も必要になってくるでしょう。

兄弟は作ってあげたいけど、子どもひとりひとりを大事に育てていきたいといった思いを叶えるなら「ふたり兄弟」がちょうどいいのかもしれません。

◆2位：3人…89人（26.9%）

・「自分が3人兄弟で楽しかったから」
・「大変だろうけど賑やかで楽しくなりそうだから憧れます」
・「自分が一人っ子なので、逆に子どもはたくさん欲しい！そして今は男子2人兄弟なので、とにかくもう一人は女子が欲しい」

子育て中の方からは、「現状は2人だけど、経済的に余裕があればもう一人ほしかった」といったコメントも寄せられました。子どもが多いと大変なことも多いでしょうが、毎日にぎやかで楽しそうですよね。

「子どもは3人集まると社会ができる」といわれます。子どもの数が多ければ、それだけぶつかり合いも増えます。その分、子ども同士も「兄弟」という社会のなかでたくさんのことを学ぶ機会につながるでしょう。

◆3位：1人…31人（9.4%）

・「経済的に１人で精一杯かな」
・「1人を大切に育てたい」
・「あまり多いと手間がかかるから一人でいいかなと」
・「大学に入れたいし、そこそこ教育にお金をかけたいので」
・「何不自由なくのびのび育てたいから」

子どもに不自由な思いをさせることなく、のびのび育てたいという理由から、一人っ子を選択した人もいました。一人っ子なら愛情もお金も充分に注いであげることができるし、親自身も気持ちに余裕をもって子育てと向き合えそうですよね。

◆2人目、3人目を育てやすい世の中にしてほしい

コロナ禍で加速している少子化問題。2020年の出生数は87万2,683人。出生率は1.36で過去最少を記録しました。

そうしたなか、ankeのコメント欄には、「事実婚への不妊治療の助成や、結局産婦人科しか得しない出産一時金アップの前に、2人目、3人目を育てやすい世の中にしてほしい」といった切実な声も。

そのほかにも、「経済的に余裕があれば、もっと子ども産んで育てたい」というコメントも目立ちました。

皆さんは結婚後の家族計画をどう考えていますか。ankeのコメント欄でご意見をお待ちしています！

元記事：子どもは何人欲しいですか？（anke）